冬場の食中毒に気を付けよう!!
冬場に多く発生するものはウイルス性食中毒であり代表的なものがノロウイルスです。
ノロウイルスによる食中毒にかかった患者数は年間を通して最も多く、感染する力が極めて強いためヒトからヒトへ感染して集団感染につながり、大規模になりやすいので注意が必要です。
《ノロウイルスの特徴》
ノロウイルスの主な原因食品は牡蠣、アサリ、シジミなどの二枚貝ですが、ウイルス性食中毒の感染は食品からだけでなく、ヒトや食器などからも経由して拡がります。少量でもウイルスが体内に入ると腸内で増殖して、吐き気やおう吐、下痢、腹痛などを引き起こします。幼児や高齢者、病気治療中の人は、症状が重くなる場合もあるので注意が必要です。
《ノロウイルスを予防する6つのポイント》
(1) 手洗い
帰宅直後、調理の前後、食事の前、トイレの後などこまめに石けんを使って、指の間、爪の内側までていねいに手洗いをしましょう。
(2) 加熱調理
魚介類を調理するときなど、「生食用」と表示のないものは中心部分を1分間85度以上で加熱しましょう。
(3) 食事
ヨーグルト、オリゴ糖など、腸内の善玉乳酸菌を増やす食品を積極的にとり、腸内環境を整え、多品目の食品をバランスよく食べましょう。
(4) 体調管理
体調不良になるとウイルスに対する抵抗力が低下するので、普段から適度な運動を行い、栄養や睡眠などを十分にとって体調を管理しましょう。
(5) 消毒
まな板やふきんなど台所の調理器具は水で薄めた家庭用塩素系漂白剤で消毒しましょう。その際、表示されている使用方法を確認しましょう。
(6) 処理
便や吐いたものを片付けるときは、使い捨ての手袋やマスク、ペーパータオルを利用し、処理後はビニール袋に密封し、家庭用の塩素系漂白剤など消毒液を加えて捨てましょう。 処理用品としてゲロポンなども販売しておりますので詳しくはスタッフまでお声かけください。
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