冬場のウィルス感染症流行予防 「咳エチケット」を心がけましょう!
冬場の低温と乾燥した空気中で、咳やくしゃみによりまき散らされたウイルスは、活発に長時間生存し漂う事で、ウイルス感染症の感染リスクが高まり流行が問題となります。
ウイルス感染症の予防には、うがい・手洗い・室内の湿度管理などが有効です。
また、咳などの症状のある方が他の人にうつさない為の対策として「咳エチケット」を
実践することが有効で効果的な手段となります。
ウイルス感染症の流行の原因は?
感染者の咳やくしゃみによってまき散らされたウイルスを、
吸い込んだり触れたりすることで感染を起こします。
ウイルスを極力まき散らさない事が最大の予防につながります。
実際の汚染の範囲は?
目には見えにくくとも、咳については1.5m、くしゃみに
いたっては2~3m先までつばなどに混じってウイルスは
まき散らされています。
マスクを付ける事でつばなどの飛沫の大部分を防ぐ事が出来ます。
「咳エチケット」3カ条
1.口と鼻を覆いなるべく人から離れる
咳・くしゃみの際にはティッシュなどで口と鼻を覆い周りの人から顔をそむけ、出来れば1m以上離れる。
2.ティッシュなどはすぐ捨ててこまめな手洗い
鼻水や痰などを含んだ使用後のティッシュは袋などに密封したり、ふた付きのごみ箱に捨てる。
3.マスクを着用する
咳をしている人は、鼻と口の両方を確実に覆うようにマスクを正しく使用しましょう。
☆一番気を付けなければいけない事は周囲の人にうつさないことです。
☆周囲の人はあなたの咳やくしゃみに対して敏感に反応しています。
☆感染症拡大を防ぐために、一人一人の小さな心遣いが大きな効果を発揮します。
「咳エチケット」にご協力お願いします!!
~この時期の乾燥に~
健康を保つ為にはのどの乾燥にも気を付けなければなりません。
のどが痛い時は飴を舐めると唾液がたくさん出てのどが潤います。
カリンやはちみつ等、のどに良い成分が含まれるものも多く、メントールや
ハーブでのどが〝スーッ〟とするものもあります。いずれものど飴は食品ですが、医薬品として効能・効果が認められているのど飴もあります。(医薬品として販売されている商品は浅田飴です)他にも、うがい成分が含まれるのど飴もあり、症状に応じて選んでみましょう。
なお、のどに違和感を感じたら病院に行くようにしましょう。
発行 フジ薬局 医薬情報会 Tel 024-925-0978