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2016年5月号

お薬余っていませんか?

<ご自宅にお薬が余っていないかご自身ご家族のお薬を一度ご確認ください>

必要以上にお薬をお持ちではありませんか?

飲み忘れなどで薬が余ってしまうことは誰にでもあることです。

このように、おうちに眠っている薬のことを私たちは「残薬」と呼んでいます。ご自身、ご家族の残薬を一度確認してみましょう。

<薬剤師にご相談ください!>

薬剤師はお薬をお渡しする際に残薬確認をすることになっています。残薬がある場合、患者様からその数量を聞いて数量調節することはもちろんのこと、なぜお薬を飲めなかったのか、その原因を見つけるために服薬状況をお聞きし、より飲みやすい方法を探ります。

残薬調節は、本来もらうべき薬の数から余っている薬の数を引いて調節します。

飲みやすい方法として、例えば仕事をしていて昼食後の飲み忘れが多い方の場合は朝夕寝る前の服用に変更する(薬の種類で変更できない場合もありますので必ずご相談ください。)、複数のお薬を飲んでいる方の場合は一つにまとめる(一包化)などを提案したり、医師に相談をします。

<残薬をお持ちください!>

薬局に残薬をお持ちいただければ、その場で数量を確認します。またはご自宅で数量を書き留めてきたメモをご提示いただいてもかまいません。

直接お薬をお持ちいただいた場合は、古くて飲めなくなったお薬や、不要になったお薬などの確認もできます。何に効く薬かわからないものもお調べすることができます。

残薬を整理することのメリットはその他にもあります。

・薬局からお渡しするお薬が少なくなるため、お会計が安くなります。

・間違って薬を飲むリスクが減ります。

・社会全体の医療費の削減に貢献します。

<お薬手帳は一冊にまとめましょう!>

IMG_0118お薬手帳は医師、歯科医師、薬剤師が患者様のお薬を安全・適正に処方、調剤するためのものです。患者様お一人につき一冊にまとめましょう。薬剤師がお飲みのお薬すべてを把握できますので、重複等の確認と残薬確認を同時に行うことができます。市販薬を購入する際にもご提出ください。また災害や旅行先などにもお持ちいただくと、病気や怪我をしたときに何の薬を飲んでいるのか医療機関で確認できますのでとても安心です。

お薬手帳:無料(お持ちでない方にはお薬手帳の作成をご案内しております)。 

手帳カバー:50円(診察券等を入れるポケット付きで大変便利です)。

※手帳カバーは店頭で販売しております。

 

発行  フジ薬局 医薬情報会 Tel 024-925-0978  http://fuji-pharm.jp

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