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2017年9月号

夏の疲れがとれない?                     もしかしたらそれは秋バテかも!?

 

夏は暑さの中で活動する事が多く、知らず知らずに無理をし過ぎてしまう事も多くあり、さらに寝苦しさで睡眠不足になりがちです。

それにより体は疲れが取れないまま蓄積されていく状態が自然に繰り返され、体力低下や食欲不振など夏バテの症状がおきます。

この状態が改善されることなく、秋口まで回復せずに立ちくらみやめまいがしたり、

だるさ、疲労感が続くようならそれは秋バテかもしれません。

<秋バテの原因>

自律神経の乱れと血の巡りの滞りによる冷えが主な原因です。232-0

夏場のエアコン使用による室内外の温度変化などが大きな

ストレスになり、自律神経のバランスを乱して様々な体調不良を

引き起こします。

また、夏は冷たい物の摂りすぎで胃腸も冷えてしまい、

消化機能が低下して食欲不振やだるさを引き起こします。

それによって栄養の吸収も低下し体力や免疫力も低下してしまいます。

朝晩涼しくなってもこのような状態では昼の残暑で体の疲れが戻らず、疲れが重なって

体調不良が増長されてしまいます。

 

<秋バテの対処法>

日常生活の中で自律神経を整え、体を温める事が効果的です。

  • 軽い運動(体を動かす事で血行を良くする)
    • ストレッチや散歩など適度な疲れは睡眠を改善したり、また血行が良くなる事で胃腸の働きを改善させます。
    • 食生活を見直す(栄養を摂って内外ともに体を温める)
    • 冷たい物を控えてなるべく温かい飲み物や生姜・ネギなどの胃腸を内側から温める物を摂るようにしましょう。また胃腸に負担をかけないように良く噛んでゆっくり食べるようにしましょう。
  • 入浴(乱れた自律神経のバランスを整える)体が温まる事で眠気を誘う効果も期待出来ます
    • ぬるめのお湯にゆっくり浸かって体を芯から温めるようにしましょう。
  • 睡眠(体の自然治癒力を高める)朝晩の気温が低下してくる時期は、掛布団などでなるべく温かくして眠りましょう。いつもの就寝時間より早めに眠るようにしましょう。それが難しい時は昼寝を効果的に取りましょう。

 

 

残暑から少しずつ過ごしやすい秋へと変わっていく中で、体を冷やさないように気を付け、規則正しい生活習慣を心がける事がポイントです。

 

 

発行  フジ薬局 医薬情報会 Tel 024-925-0978  http://fuji-pharm.jp

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