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2018年10月号

間食の上手な摂り方ご存じですか?

「間食」とは

間食と言うと、お菓子類などおやつを思い浮かべる方も多いと思いますが食事以外に摂ったもの全てを指しており、お酒や清涼飲料水なども含まれます。間食は一般的には肥満の原因になるので悪いものと思われますが内容や摂る時間をきちんと守れば一日の摂りきれない栄養素を補う良い機会になります。

 

 「おすすめできない食品」

ジュース、アイスクリーム、和菓子、菓子パン、ケーキ・デザート菓子など

含まれる栄養素の大半が糖分と脂肪分が占めるカロリーが高い食品


 

「おすすめの食品」

ナッツ類(糖質の低いアーモンド、くるみなど:25g/日まで)、チーズ(カロリーは低くないので食べ過ぎに注意)、ヨーグルト(無糖のプレーンヨーグルト)、ビターチョコ(カカオの含有量が多いもの)、ドライフルーツ(砂糖がたっぷりとまぶされているものは避ける)、豆乳、野菜スティック(ソースやドレッシングのカロリーや糖質量に気を付け、根菜や芋類は糖質が高い傾向にあるため食べ過ぎに注意)、サラダチキンなどビタミン・食物繊維・ミネラルを多く含む低カロリーの食品


 

「賢い間食のポイント」

〈量〉:★間食のカロリーは1日200kcal以内にする。

          ★ダイエット中の人や食事制限のある人は、たとえ200kcal以内でも糖質の高い

             食品は控える。

〈時間〉:★午前中か、遅くとも午後4時ごろまでに摂るようにする。point_005

     (食べた後の活動時間が長ければ長いほどカロリーが

          消費できるため)

         ★食後3時間以内には摂らない。(通常の食事で食べたものと

      いっしょに消化されてしまい、一度に大きなカロリーを取り

          込むことになるため)

     

    〈素材〉:★よく噛む必要のある食材を選び、吸収率を下げる。(同じ食材でも、加工法によっては糖の

      消化吸収率に差が出ます。例えば、「皮をむいたりんご」と「りんごジュース」とでは、

      液体にして摂ったときの方が吸収率が60~70%も高くなります)

 

〈バランス〉:★一日の栄養バランスを考え、その中で不足した栄養素が補える食品を選ぶ。

           ★一日の食事の中では、糖分と脂肪分が最も多くなりやすいので、これら以外の

        栄養素を多く含む食品群を選ぶように心がける。

 

摂り過ぎに気を付け、上手に取り入れ一日の栄養補給に役立てましょう!!

 

 

 

発行  フジ薬局 医薬情報会 Tel 024-925-0978  http://fuji-pharm.jp

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