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2019年6月号

質の良い睡眠をとるために♪

朝の目覚めがよいかどうかで睡眠の質がわかります。何時間眠れたかよりも、朝の気持ち

良い目覚めによって「よい睡眠」かどうかわかると言えるでしょう。

慢性的な睡眠不足は日中の眠気、意欲や記憶力の低下などを引き起こすだけでなく、体内

のホルモン分泌や自律神経の乱れなどに影響を及ぼすと言われています。

 

睡眠不足の状態が続くと・・・

  • 食欲を増進させるホルモンの分泌が増える
  • 自律神経の乱れにより、血圧の調節がうまくいかなくなる
  • 血糖値を下げるインスリンの分泌量が減り血糖値が上がりやすくなる

 

など、睡眠不足は生活習慣にも大きく関わってきます。「睡眠の質」を上げるためにどのよ

うな生活を送ればいいのかをお話しします。

1 日の光を浴びましょう

人の体内時計のズレを修正する重要なものは「光」です。

快眠のために朝はカーテンを開けて部屋に日の光を入れましょう

 

2 運動を適度に行いましょう

適度に体を動かすことで心地よい疲れを得られ、自然と眠りに

つくようになります。ラジオ体操や散歩など体を動かすよう心がけましょう

 

3 3食しっかり食べましょう

3食しっかり食べることで生活リズム整えることに繋がります。朝食を食べると胃腸の

働きが活発になり、心と体の目覚めにつながります

 

4 寝る直前まで食べるのは控えましょう

おなかいっぱいの状態で寝ると、眠っている間も胃腸が働いてしまい、夜中に目が覚め

たりして睡眠の質の低下につながります

 

5 寝る前のお茶やコーヒー、たばこは控えましょう

お茶やコーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があり、4~5時間ほど続きます。

また、たばこに含まれるニコチンも寝つきを悪くします

 

6 寝酒は控えましょう

アルコールを飲むと寝つきはよくなりますが、眠りを浅くする作用

があるため、結果として睡眠の質を下げてしまいます

 

7 寝る前のパソコンやスマホの使用は控えましょう

パソコンやスマートホンの光(ブルーライト)は脳を覚醒する

作用があるので、睡眠の質を下げることにつながります

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