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2020年1月号

冷え性対策をしっかり行い寒い季節を乗り切りましょう!!

「冷え性の原因」

ストレスや不規則な生活などによって体温を調節する自律神経がうまく機能しない、熱を作る筋肉量が少ない、きつい下着や靴による血行不良など冷え性の原因はさまざまです。また、まれに貧血や低血圧など血管系の疾患などの病気が隠れていることもありますので、症状が重い場合は一度受診し検査を受けることをおすすめします。

 冷え性2

 《冷え性の対策》

身体をあたためる食事の工夫

栄養バランスのとれた食事を基本に、冷えが気になるときは身体を温める食材を積極的にとる。

身体を温める食材・・・紅茶、たまねぎ、にんにく、小松菜、しょうが、にんじん、ごぼう、桃、

さくらんぼ、味噌、チーズ、卵、肉、赤身の魚など

 

冷え性血行を良くする生活習慣

・身体を締め付ける衣服や靴は避ける。

・38~40度くらいのぬるめのお湯にゆっくりつかる(熱いお湯は体の表面だけ

温まり、内部が十分に温まっていないことが多く、急激に血圧を上昇させるので避ける。)

・たばこは血液の循環を悪くするので禁煙をする。

 

自律神経を整える生活習慣

・十分に睡眠をとって心身を休ませる。

・歩く習慣やストレッチなど、日常に適度な運動をとりいれる。

・防寒グッズを上手に取り入れる

腹巻…お腹を温めることは臓器を温めることであり、胃腸が温まって便秘の解消にもつながる。

肌着…肌にフィットするものを、1枚着るだけで体感温度が約1℃上昇する。

スパッツ…冷えやすい下半身を温める。

カイロ…貼るタイプがお勧めで、お腹や腰など冷えが気になるところに使う(ただし、直接貼らないよう

にして低温やけどに気をつける。)

マフラー、レッグウォーマー…首や足首など、「首」とつくところには動脈が体表近くを走っているた

め、少し温めるだけでポカポカ感が得られる。

五本指ソックス…足指をそれぞれ包むため保温力が上昇し、足指の動きを良くして血液循環を促す効果がある。

 

以上のことに気を付け寒い季節を乗り切りましょう!!

 

 

発行  フジ薬局 医薬情報会 Tel 024-925-0978  http://fuji-pharm.jp

 

 

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