2016年2月19日
痛風・高尿酸血症についての学術講演会に参加してきました。
2/17に行われた福島県病院薬剤師会学術講演会に参加してきました。
テーマは痛風・高尿酸血症についてでした。
痛風は風が吹いても痛いことからきていますが、かなりの激痛のようです。
この病気の患者と予備患者の98%は男性で、しかも40歳以上に多いと言われています。
痛風は美味しいものばかり食べていると尿酸値が高くなることから「ぜいたく病」と言われ、最近は20代、30代でもファーストフードや炭酸飲料等の食べ過ぎ、飲み過ぎで発作を起こす人も増えているといいます。
尿酸値の正常値は男性が4.0mg~6.5mg、女性は3.0mg~5.0mgです。男女ともに7.0mg/dl以上になったら受診をおすすめします。
魚卵、魚、肉ばかりでなく、野菜やタンパク質なども多く取り、バランスの良い食事を心がけましょう。
そして予防に効果的なのは水分補給です。スポーツドリンクやジュースなどではなく、水です。水を飲むことで尿を多く排出し、尿中の尿酸も一緒に出すことにより体内の尿酸を減らすことができるのです。こまめに水を飲むことを日々心がけることで十分な予防になります。
また仕事のストレスを溜め込まず、趣味などでストレス解消することも大切です。
万が一、足に激痛が走ることがあれば、急いで内科、または整形外科を受診して下さい。